「明石市は子育てしやすいって聞くけど、実際どんな支援があるの?」
「他の市と比べて、家計の負担はどれくらい変わる?」
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明石市への引っ越しや賃貸物件探しを検討している子育て世帯の方から、こうした相談をよくいただきます。明石市は「子育てするならやっぱり明石」のキャッチフレーズの通り、手厚い子育て支援で知られていて、特に市独自の「Seven Free(7つの無料化)」は子育て世帯から支持を集めています。
この記事では、明石市の子育て支援制度の中身、家計への影響、利用するときの注意点まで、明石市で部屋探しをする方の視点でまとめます。ファミリー向け賃貸のエリア選び全体を知りたい方は、明石市でファミリー向け賃貸を探すなら?子育てしやすいエリアと選び方を解説もあわせてご覧ください。
先に結論
- 明石市は所得制限なしの「Seven Free(7つの無料化)」で家計の固定費が減らせる
- 特に効くのは 医療費・保育料・給食費 の3点
- 家賃は神戸市西区や加古川市よりやや高めだが、支援額を加味するとトータルで安くなるケースも多い
明石市の子育て支援は「所得制限なし」が最大の特徴
明石市の子育て支援の一番の特徴は、所得制限なしで無料化制度が受けられることです。多くの自治体では子育て支援に所得制限が設けられていたり、対象年齢が低めに設定されていたりしますが、明石市ではすべての子どもが同じように支援を受けられます。
明石市が独自に打ち出している「Seven Free(7つの無料化)」は、医療費・保育料・おむつ定期便・1か月児健康診査費用助成・小学校給食・中学校給食・公共施設入場料の7つで構成されています。特に「高校卒業までの医療費無料」「第2子以降の保育料無料」「小・中学校の給食費無料」は、家計を直接助ける制度です。浮いたお金を広めの賃貸物件の家賃や将来の教育資金に回せるので、子育て世帯にとって住みやすい街と言えます。
Seven Free(7つの無料化)の内容を一覧で比較
まずは「Seven Free(7つの無料化)」の中身を一覧で整理します。すべて保護者の所得制限はありません。
| 制度 | 対象 | 所得制限 | 家計インパクト |
|---|---|---|---|
| ①医療費 | 0歳〜高校卒業まで | なし | 大 |
| ②保育料 | 第2子以降 | なし | 大 |
| ③おむつ定期便 | 生後3か月〜満1歳 | なし | 小 |
| ④1か月児健診費用助成 | 生後1か月頃の乳児(令和7年度〜) | なし | 小 |
| ⑤小学校給食費 | 市内の小学校に通う児童 | なし | 中 |
| ⑥中学校給食費 | 市内の中学校に通う生徒 | なし | 中 |
| ⑦公共施設入場料 | 子ども(対象4施設・条件あり) | なし | 小 |
※2026年6月時点の制度内容。最新情報は明石市公式サイトでご確認ください。
①こども医療費は高校卒業まで無料
0歳から高校卒業まで(18歳に達する日以降の最初の3月31日まで)の子どもを対象に、市内外の医療施設で通院・入院にかかる医療費(保険診療分)が無料になります。
家計へのメリット
他の自治体では「中学生まで」や「所得制限あり」というケースが多い中、明石市は所得制限なしで高校卒業まで無料です。子どもが急に熱を出したり、部活でケガをしたりしても、医療費を気にせず病院にかかれます。
知っておきたい注意点
無料になるのは保険診療分のみで、健診や任意の予防接種、文書料、入院時の差額ベッド代などは対象外です。また、利用には「こども医療費受給者証」の交付申請が必要なので、転入後は早めに手続きしてください。
②保育料は第2子以降が完全無料
明石市では、第2子以降の保育料が所得制限なしで無料になります。
家計へのメリット
国の制度では「上の子が就学前」など年齢制限がありますが、明石市では兄弟姉妹の年齢差に関係なく第2子以降であれば0歳児から保育料が無料です。明石市外の認可施設に通う場合も対象になるので、市境に住んで隣接市の保育園に通うパターンでも利用できます。
保育園の入りやすさや待機児童の状況もあわせて知りたい方は、明石市の保育園・幼稚園事情も参考になります。
知っておきたい注意点
無料になるのは保育料(基本料金)で、給食の主食費(ごはん・パン代)・行事費・PTA会費・延長保育料・教材費などの実費部分は別途かかります。副食費(おかず・おやつ代)の取り扱いは園や年度によって異なるため、入園前に確認しておくと安心です。認可外保育施設の扱いは認可施設と違うので、検討している園が対象に含まれるかは事前確認が必要です。
③おむつ定期便で0歳児の見守り訪問が無料
生後3か月から満1歳の誕生日まで、毎月おむつや粉ミルクなど子育て用品(約3,000円相当)が無料で自宅に届きます。明石市の研修を受けた配達員が届ける事業です。
家計へのメリット
単におむつ代が浮くだけでなく、子育て経験のある配達員が毎月訪問してくれるので、育児の悩みや不安を気軽に相談できる「見守り」の役割もあります。初めての子育てで不安な時期に心強いサポートです。
知っておきたい注意点
届く商品は定期便のラインナップから選ぶ形式で、銘柄や種類は限られます。普段使っているおむつ・ミルクと違う場合があるので、その点は割り切って利用するのがおすすめです。
④1か月児健康診査費用を6,000円助成
生後1か月頃に実施される「1か月児健康診査」について、明石市では令和7年度(2025年度)から費用の助成を行っており、6,000円が助成されます。対象の方には、事前に「明石市1か月児健康診査費助成券」が交付されます。
家計へのメリット
1か月児健診は健康保険の対象外で、自治体によっては全額自己負担になることもあります。明石市の場合は所得制限なしで6,000円が助成されるので、産後まもない時期の経済的負担を軽くできます。
知っておきたい注意点
令和7年度から始まった新しい制度なので、対象になる時期や手続き方法は明石市公式サイト(こども局こども健康課)で最新情報を確認しておくと安心です。助成券の交付対象や使える医療機関の範囲が決まっているため、事前にチェックしておきましょう。
⑤⑥給食費は小学校・中学校とも無料
明石市では、小学校・中学校の給食費がどちらも無料になっています。子育て世帯の経済的負担を軽減し、子どもの健やかな成長を支えることが目的です。
家計へのメリット
給食費は毎月数千円、年間で数万円の出費です。これが小・中学校の9年間負担なしになると、家計の負担はかなり軽くなります。浮いた分を習い事や家族のレジャーに回せます。
知っておきたい注意点
給食費そのものは無料ですが、教材費・PTA会費・修学旅行積立などの学校徴収金は別途必要です。また、アレルギーなどで給食を食べない場合の取り扱いは学校ごとに対応が異なるので、入学時に確認しておくと安心です。
小学校区・中学校区も重視して住まいを選びたい方は、明石市の小学校区・中学校区で選ぶ賃貸物件もあわせて確認しておくと安心です。
⑦公共施設の入場料は対象4施設で子どもが無料
明石市立天文科学館、明石市立文化博物館、親子交流スペース「ハレハレ」、明石海浜プールの4施設で、子どもの入場料が無料になります。ただし施設によって対象年齢や条件が異なります。
| 施設 | 無料対象 |
|---|---|
| 天文科学館 | 市内外問わず高校生以下 |
| 文化博物館 | 市内外問わず中学生以下 |
| ハレハレ | 小学生以下の子どもと同伴の保護者(明石市民は無料、市外は1人1回300円) |
| 明石海浜プール | 市内在住・在学の小学生以下 |
※天文科学館は2025年10月から休館中で、2026年7月30日にリニューアルオープン予定です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
家計へのメリット
週末のお出かけ先に困ったとき、無料で遊べる・学べる施設が市内にあるのは大きいです。「ハレハレ」は天候に関係なく遊べる屋内施設として人気があります。
公園・児童館・遊び場など、日常的な子育て環境を詳しく知りたい方は、明石市の子育て環境はなぜ人気?公園・児童館・遊び場まとめも参考になります。
知っておきたい注意点
ハレハレは「小学生以下の子どもとその保護者(同伴)」が対象で、中学生以上の子どもや大人だけの入場はできません。各施設には休館日や予約制のイベントがあるので、訪問前に公式サイトで確認してください。
読者タイプ別にどの制度の恩恵が大きいか
明石市の子育て支援制度は、家庭の状況によってメリットの感じ方が変わります。タイプ別に整理しました。
これから出産・初めての子育てを迎える家庭
→ おむつ定期便と1か月児健康診査費用助成による経済的・心理的サポートが効きます。生後6か月未満の乳児がいる家庭には、家事・育児ヘルパーが利用できる「子育てスタート応援券」も用意されています。
兄弟・姉妹がいる(または予定している)家庭
→ 第2子以降の保育料無料が一番のメリット。年間数十万円の節約になることもあり、浮いた分で2LDK・3LDKなど広めの賃貸物件を選ぶ余地が生まれます。
小学生・中学生の子どもがいる家庭
→ 小・中学校の給食費無料と高校卒業までの医療費無料が家計を支えます。給食費と医療費が抑えられる分、塾や部活動の費用に回しやすくなります。
部屋探しの考え方は支援制度と家賃のバランス
明石市の手厚い子育て支援は魅力的ですが、部屋探しでは「家賃」とのバランスを考えることが大事です。
明石市は子育て世帯からの人気が高く、ファミリー向けの賃貸物件(2LDK・3LDK)の需要も高いため、家賃相場は神戸市西区や加古川市と比べるとやや高めの傾向があります(神戸市垂水区とは同程度)。明石市・神戸市・加古川市の家賃や暮らしやすさを総合的に比べたい方は、明石市と神戸市・加古川市、賃貸で住むならどこがいい?もあわせてどうぞ。
ただ、医療費・保育料・給食費の無料化による経済的メリットを計算に入れると、家賃が少し高くてもトータルの生活費では明石市の方が安くなるケースが多くあります。物件を探すときは、家賃の安さだけで判断せず、「明石市の子育て支援制度を使った場合、家計全体でどれくらい負担が減るか」をシミュレーションしてみるのがおすすめです。
2LDK・3LDKの具体的な家賃相場を確認したい方は、明石市で2LDK・3LDKの賃貸相場は?ファミリー向け物件の費用感も参考になります。おきもち不動産では、子育て支援と家賃をあわせて整理しながら、ご家族に合うエリア・物件をLINEでご提案します。仲介手数料も無料または2.5万円(税込)なので、引っ越しの初期費用を抑えられます。
明石市の子育て支援でよくある質問
明石市の子育て支援に所得制限はありますか?
ありません。「Seven Free(7つの無料化)」は、保護者の所得に関係なく、明石市に住むすべての子どもが対象です。世帯収入で受けられない、という心配がないのが大きな特徴です。
医療費が無料になるのは何歳までですか?
高校卒業まで(18歳に達した日以降の最初の3月31日まで)です。市内外の医療施設で、保険診療分の通院・入院費が無料になります。利用には「こども医療費受給者証」の交付申請が必要です。
他の市から引っ越してもすぐに支援を受けられますか?
転入後に必要な手続きをすれば対象になります。こども医療費受給者証の申請など、制度ごとに手続きが必要なので、転入時にまとめて確認しておくとスムーズです。市外の認可保育施設に通う場合も、保育料無料の対象になります。
子育て支援が手厚い分、家賃は高いですか?
ファミリー向け物件の需要が高いため、家賃相場は神戸市西区や加古川市よりやや高めの傾向です。ただし医療費・保育料・給食費の無料化を加味すると、トータルの生活費では明石市のほうが安くなるケースも多くあります。家賃と支援額をあわせて比べるのがおすすめです。
まとめ
明石市の子育て支援制度「Seven Free(7つの無料化)」は、所得制限なしで「高校卒業までの医療費無料」「第2子以降の保育料無料」「小学校・中学校の給食費無料」「1か月児健康診査費用助成」など、子育て世帯の家計を直接助ける内容になっています。
おさらい
- 「Seven Free」はすべて所得制限なし。家計の固定費を直接減らせる
- 特に効くのは医療費・保育料・給食費の3点
- 家賃はやや高めでも、支援額を入れるとトータルで安くなるケースが多い
- 制度を使った前提で「家計全体の負担」を比べて部屋探しをするのがコツ
経済的な支援だけでなく、子育てしやすい環境づくりにも取り組んでいる街なので、これから子育てを始める方や、のびのびと子どもを育てたいファミリーには検討する価値のある選択肢です。エリアや物件で迷ったら、家賃と子育て支援をあわせて整理しますので、お気軽にLINEでご相談ください。
保育園・幼稚園、学区、遊び場まで含めて検討したい方は、明石市の保育園・幼稚園事情、明石市の小学校区・中学校区で選ぶ賃貸物件、明石市の子育て環境はなぜ人気?も参考になります。
※明石市の子育て支援制度の内容は明石市公式サイト「明石で子育て(Seven Free)」「保育料」「こども医療費助成」「1か月児健康診査費用助成」、各施設の利用条件は天文科学館・文化博物館・あかしこども広場・海浜プールの公式サイト(2026年6月時点)を参考にしています。家賃相場は各種不動産情報サイトを参考にしました。最新の情報は明石市公式サイトおよび各不動産情報サイトでご確認ください。

